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【同人コミック】めぐみ二十歳の春

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M物語(小説)女の子への道を選択した僕は女性ホルモンの投与をはじめました。男性としての機能はすっかり衰えてしまい、もう後戻りはできません。——————————————–カンセリングを受けながら本格的に女性への道を歩みだした主人公ですが精神的にも女性化は進んで行きます。友人から紹介された彼氏と付き合うようになった主人公は女性として初めての体験をします。自分が普通の女の子でないことでの葛藤、そして失恋。主人公は性転換手術を決意します。「めぐみ18歳の夏」の続編。ちょっと真面目なTG小説です。——————————————–第1章接吻(50%)ドックンドキドックンドキドキ・・・・・・部屋の中いっぱいに響いている音は僕の心臓の音です。昼は大学に通いながら、夜はMILKYPUBで働く生活が早くも1年を過ぎようとしています。(一年前の話は「めぐみ18歳の夏」を読んでください)「はぁ~」目の前にはミネラルウォーターのペットボトルと赤い錠剤が置かれていました。この赤い錠剤はプレマリン(0.625mg)という女性ホルモン剤です。いつものように大学の講義を聴き終えてからパブに出勤すると、先輩の愛さんが僕を待っていました。19歳の誕生日にと、この赤いプレゼントを手渡されたのです。愛さんの話では、女性ホルモンを始めるなら二十歳前の方が効果的だそうです。成長期が終わる前、男性としての骨格が形成され終わる前に女性ホルモンを投与することにより、より男性化を防ぎ、女性化を促進するのだそうです。ドックンドキドックンドキドキ・・・・・・僕は1錠だけ手の平にのせると口の中に放り込み、ミネラルウォータで一気に胃袋の中に流し込みました。「・・・・」(なにも変わらない?)昔、リバイバル番組で手塚治先生のアニメ「メルモちゃん」を見たのですが、その中で主人公の身体はみるみる変化していました。僕の身体にはなんの変化もすぐには現れませんでしたが、僕の中で何かが変わったような気もします。精神的なものが「僕」から「あたし」へと変わったのかも知れません。全身がポカポカと火照っていました。「めぐみちゃん!お店を開けるわよ~!早くいらっしゃい!」愛さんの僕を呼ぶ声が聞こえて来ました。「はい。今、行きます」僕は急いで、お店での衣装に着替え、いつもと少し違って見えるドアを開けてみんなの待つフロアーに向かいました。「ちゃんと飲んだ?」愛さんに聞かれて僕は黙って頷きました。「うん、めぐみは素直で良い子ね。ちゃんと飲むのよ」「・・・はい」その日は「あっ」と言うまに夜の11時になってしまいました。もっとも、大学での講義は永遠とも思えるように長いのですが、アルバイトの時間はいつも短く感じます。もともと、この世界の仕事が僕には向いているのでしょうか?初めて飲んだホルモン錠剤は、仕事中ずっと僕の想像を掻き立てていたのです。胸はFカップ、股間には男性のシンボルは無く女性の性器が存在するのでした。もっとも、女性ホルモンを摂取するだけで、そんなことになるわけはありません。それでも、すっかり女の身体になった自分を想像する起爆剤とはなっていました。「うぐっ」「めぐちゃんどうかしたの?」声を掛けて来たのは砂田義彦さんでした。入店当時から僕に目を掛けてくれている常連客さんです。「うーん、ちょっと・・」「顔色が良くないよ?」「ちょっと気持ち悪く・・・なって、吐き気が・・」愛さんが隣で僕の表情を見て笑っていました。「呑み過ぎかなぁ?」砂田さんが心配そうに僕を気遣ってくれます。「えー、これウーロン茶(笑)」「じゃ、風邪でも引いた?」「ううん、違うと思う・・・」初めて飲んだプレマリンは、目で見える身体的な変化を起すほどではなかったのですが、少なからず僕の体に影響を与えていることを実感しました。先程から吐き気が僕に取り付いたのです。一粒の錠剤が溶けて僕を変え始めたのでした。「今日は帰った方がいいよ。送っていこうか?」「えっ?本当~?、ありがとうございます」「うん、そうしよう」水商売のアルバイトをはじめて、僕は甘えるのが上手くなった気がします。以前の僕は甘えることは堕落に繋がると自分の中で思い込み、人の親切を拒絶していたのです。しかし、女の子として1年間生活しているうちにすっかり甘え上手になったようでした。めぐみ二十歳の春 ...